サッカーコートや、テニスコート、商業施設の駐車場など、主に外部施設で使用するLED投光器ですが、今回はこれらLED投光器の選び方について、ご紹介して行こうと思います。
まず、LED投光器には2タイプの形が存在します。
1つ目は、丸型です。こちらのタイプは、カフェや飲食店の屋外看板を照らす箇所で良く目にします。丸型は、光の焦点をピンポイントに集中させる構造のため、小さなエリアをより明るく照らす場面で用いるのが一般的です。
また、もう一つのタイプが四角型ですこちらのタイプは、主に屋外スポーツグランドや、駐車場と行った広範囲エリアを照らす場面で良く用いられます。光を均一に照らす構造になっておりますので、広範囲でも明るい光で照らすことができるという訳です。
また、投光器を用いる際には、光源タイプについても事前に知っておく必要がございます。投光器には、L E D投光器をはじめとして主に3つのタイプの投光器が存在します。 ここでは、最新タイプからご紹介して行くことにしましょう。
まずは、現在圧倒的な人気を誇るのが、今回のメインであるLEDタイプの投光器です。こちらが選ばれる理由は、コストパフォーマンスの高さです。後でご紹介いたしますがハロゲンランプタイプの投光器に比べて、1/10の消費電力でご使用いただくことが出来ます。仮に1個のハロゲンランプタイプの投光器と、10個のLED投光器ランプを並べたとしても、同じ消費電力となります。ならば、LEDランプの投光器を選ぶ方が多い理由もわかるかと思います。
次にご紹介するタイプが、水銀タイプ型です。こちらの投光器は、演色高を重視したい場面でご活躍いただけます。演色光とは、物に光が当たった際の物の色になります。スポーツ施設では、ボールやユニホームなどをより鮮やかな色で見せるために、こちらのタイプが好まれていました。しかし、こちらのタイプは水銀に含まれる化合物が人的被害を及ぼすことや、熊本県水俣市で見られたような環境汚染を保護するために、2020年以降は製品の製造及び、輸出入が禁止されることが決定しております。そのため、こちらのタイプは今後激減されることが予想されます。
最後に紹介するのが、主に冬の工事現場で用いられるハロゲンタイプの投光器です。こちらは、発熱構造のタイプになっていますので冬の寒い現場で暖房代わりに用いることができるために、好まれる傾向があります。
これらを知っておくだけで、LED投光器の良さがより分かりやすいかと思います。
最後に、ワット数の大きさについてご紹介してまいります。
今回ご紹介するのは、「10w/20w/30w/50/100w」についてです。
まずは、10wについてです。こちらは主に飲食店の看板など、より小さいスポットを照らす際に適しております。照らす範囲としては、半径8m弱になります。
次に20wについてです。こちらは、照らす範囲は10wの約2倍だと考えていただければ大丈夫です。ガレッジや、車庫などにはこれくらいのワット数があれば十分です。
30wに関してですが、こちらは外部での作業をする際には、こちらのワット数があると10人前後のワーカーとともに作業を快適にしていただけるかと思います。
50wについては、目先30m弱まで照らすことが出来ます。20人以上のワーカーとともに作業をする際には、これくらいのワット数が欲しいところです。
最後に100wです。こちらは、主に駐車場やフットサルコートでのLED投光器の規格になります。広範囲に明るい光を提供することが出来ますので、より広範囲を照らしたい場面でオススメです。
以上を踏まえて、ご自分が使用したい用途や場面に適するL E D投光器を選んでみて下さい!